八幡市の12月議会が5日開会し、子どもの医療費無料化拡充、中学校給食などを市に迫る請願が全会一致で採択されました。
 12月市議会には、子育て支援の充実を求める3本の請願が提出されました。そのうち、子どもの医療費の中学卒業までの無料化、夜間・休日の小児救急体制の整備を求める請願、中学校給食の実施、小学校普通教室へのエアコンの設置(中学には設置済み)を求める請願の2本は、すべての会派が紹介議員となり、採択されました。
 もう一つの請願は、採択された請願の4項目に加え、少人数学級の実施、給食費など教育費負担の軽減を求める内容で、日本共産党のみが紹介議員となり、20日の文教厚生委員会に付託されました。毎年、教育署名、子育て署名として取り組まれてきたものです。
 日本共産党と市民が取り組んできた運動が市議会を動かしました。議会の請願採択を受け、子どもの医療費の中学校卒業までの無料化、中学校給食などについて、来年度予算に向けた具体化などが焦点となります。日本共産党は、教育条件の整備を含む子育て支援の拡充を市に求めていきます。(Y)