京田辺市の平和都市推進協議会役員会が28日開かれ、同市の平和事業の一環として、市内の小中学生を夏休みに広島市へ派遣する「広島訪問事業」を来年度も実施することが決まりました。広島訪問事業は、京田辺市が非核都市平和都市宣言を制定した2011年に実施されて以降、毎年実施され、これで4年連続実施されることになります。
 平和都市推進協議会に委員として参加している日本共産党の水野恭子議員は、宇治市や城陽市、八幡市などでも同様の事業が取り組まれていることを紹介し、毎年実施するよう発言してきました。他にも昨年や今年の広島訪問事業に付添いとして参加してきた委員の方からも「非常に意義のある事業だ」と積極的な発言も出され、来年度も実施することが決まりました。
 また、京田辺市公式ホームページの平和事業を紹介したページでは、昨年、今年の広島訪問事業に参加した小中学生の感想が紹介されました。2013年度実施分では、今年8月の「平和のつどい」で感想発表した2人の子どもの感想文全文が掲載されています。
 日本共産党の青木こうじろう議員が今年9月議会で、広島訪問事業に参加した子どもの感想を市ホームページで紹介するなど、積極的な活用を提案していたものが実ったものです。(A)