府職労連大会 「府民のくらしと地域を再生させ、働きがいのある職場づくり」「原発ゼロ」「消費税増税阻止」―などをスローガンに、京都府職員労働組合連合(京都府職労連、森吉治委員長)は26日、京都市上京区で第6回定期大会(京都府職員労働組合は第90回)を開き、2014年度の運動方針を採択しました。
 森委員長があいさつし、山田府政の問題点として、(1)国言いなりで公務員給与引き下げ、地域経済を疲弊(2)洛東病院廃止や土木事務所削減など、医療・住民サービス削減(3)消費税増税やTPP、米軍レーダー基地設置・オスプレイ訓練拡大など安倍政権の暴走と一体となって悪政を推進―を指摘。「現府政の先に未来がないのは明らか。府政を変えよう」と訴えました。
 日本共産党の倉林明子参院議員が来ひんあいさつし、原発汚染水問題で東電と国を追及し、福島第一原発への人員を増加させるなど、国会でのたたかいを報告。「原発再稼働、消費税増税やTPP、憲法改悪など安倍政権の暴走をストップさせるため、みなさんと連帯してがんばりたい」と述べました。京都総評の吉岡徹議長、京都自治労連の池田豊委員長、京都教職員組合の河口隆洋委員長らがあいさつし、日本共産党の光永敦彦府議が参加しました。
 大会では、▽生活改善と賃金・権利・労働条件の前進をめざす▽原発ゼロと住民本位の震災復興、貧困と格差解消めざす運動▽地域主権改革・道州制に反対し、地方自治を守る▽憲法が生きる府民本位の府政に転換―を柱とした14年度大会方針を採択しました。
 選出された役員は次の通り(敬称略)。
 ○執行委員長=森吉治○副委員長=中島正雄、多田哲子、山口祐二、篠塚和則○書記長=佐藤良弘○書記次長=増田勝、福島功、高橋幸信(以上再)、木守保之(新)。