敬老乗車証を守ろう!市民集会 京都市が発表した敬老乗車証制度の改悪案撤回を求め、「敬老乗車証を守ろう!市民集会」(実行委員会主催)が20日、京都市中京区のハートピア京都で開かれました。会場いっぱいの170人が参加し、「高齢者いじめを許さない」「運動を広げに広げ、改悪を阻止をしよう」と訴えました。
 年金者組合京都府本部の長田豊副委員長が「改悪反対の署名約1800人分をすでに集めた。署名運動を強化しよう」とあいさつ。 日本共産党市議団の加藤あい議員が改悪案について説明し、「市バス・市営地下鉄に無料乗車できる回数は限定され、乗車ごとに100円などが必要となる。財政赤字のつけを高齢者に押しつけるものだ」と述べました。
 上京区の82歳の男性は、「通院のため市バスを使っているが、改悪案が実施されれば年間7万6000円の負担になる。絶対許せない」と訴え。右京区の85歳の男性は「門川市長は高齢者をなんと考えているのか」と改悪案へ怒りの声を上げました。
 西京区の住民は「金のないものは市バスに乗るなというものだ。改悪を止めさせ拡充を勝ち取ろう」と訴えました。
 自治体要求連絡会の小林竜雄・市職労委員長は「改悪案はまだまだ市民には知られていない。運動はこれから。改悪ストップへ力を合わせよう」と呼びかけました。
 同議員団から、山中渡団長をはじめ多数の議員が参加しました。