京都キンカン行動 「そのまま廃炉」「電気は足りてる、原発いらない」――国内の全原発が停止する15日を前に13日行われた京都市下京区の関西電力京都支店前(塩小路新町)でのアピール行動には160人が参加しました。
 西門前でマイクを握った砂布均さんはフォークロックのシンガーソングライター。「原発は絶対だめ。ウラン採掘から処理までずっと出る放射性廃棄物は人間にはどうしようもできない。いますぐ廃炉にすべきで残す余地はない」ときっぱりとアピールしました。
 朗々と「ふるさと」を歌った視覚障害者の青木紀代子さん(72)は2回目の参加です。元府立盲学校小学部で音楽を教えていた教師で、今も地域で高齢者に歌唱指導をしています。「ここに来ることで福島と京都がつながる。みんなと声を合わせると心地よいですね」と話していました。