今回で3回目となる「東北・被災地から届くメッセージ…もっと広がれ支援の輪 from伏見」が10月5日(土)午後2時から、京都市伏見区の呉竹文化センターで開催されます。主催は伏見地区労、伏見民商、新婦人伏見支部など25の労組や団体で構成する「東北支援デー実行委員会」。
 昨年(写真)は、東北被災地3県から直送された物産販売と会場でのDVDの映写や大ホールでの京響分会メンバーなどによる演奏で会場は盛況でした。今年のメーンも3県(宮城・岩手・福島)から直送される物産の売り上げ利益は全て3県に届けます。
 
今年のテーマは「東北・被災地から届くメッセージ」。震災で破壊され尽くした中で、直後から壁新聞などで発行をし続けた河北新報社(宮城県を中心とする日刊地域新聞で伏見中央図書館で閲覧できます)編集局の寺島英弥編集委員が「震災から3年目、東北から伝えたいこと」と題して講演、京都教育大学ゴスペルサークルと長岡京金管5重奏団による演奏があります。また会場内にでは被災地域で発行されているミニコミ誌や地方紙の紹介、震災前後や絵手紙や支援ボランティア写真などの展示と被災地漁業者のでっかい大漁旗(写真)も掲げられます。
 同実行委事務局の香川裕一さんは「現地の復興はやっと始まってこれからという感じです。国による支援がちっとも進まない中で、黙ってはいられないと、物質的な支援だけでなく被災地の人達との大きな絆を築くことも大事と思っています。参加団体分担金や各種カンパ、先日のバザーなどの収益で開催します。現地からは『震災の風化が懸念される中、京都という遠く離れた場所で私たちのことを考えてくださる方々がいるということは、とても心強いことで復興の力になります』とのメールも届き、実行委員一同、企画や準備で頑張りますので、大きく成功するようたくさんの人に来場していただき、ご支援ください」と訴えています。問い合わせ先=伏見地区労:℡075-612-5444:Eメールfushimi-chikurou@cocoa.plala.pr.jp