キンカン行動 「オリンピックより汚染水対策でしょ」「海を汚すな 空を汚すな 人を汚すな 東京電力は真正ブラック企業」――6日午後5時から7時まで、京都市下京区の関西電力京都支店前(塩小路通新町角)で行われた反原発アピ-ル行動には、市民ら約150人が参加、地下水流入を承知で汚染水対策を後回しにし、もうけを優先する電力会社を批判するプラカードが目立ちました。
 “キンカン行動”が始まって以来、ほぼ毎回参加している切り絵デザイナーの川越義夫さん(76)は、切り絵の下絵を持参。海の中にイルカやサメ、エイなどたくさんの魚が泳いでいます。川越さんは「東電は汚染水を海に流したくて仕方がないんでしょう。海を汚すことを百も承知でもうけを優先する。地球を汚し、あとは野となれ山となれ、そんな思想がけしからん」と怒ります。
 15日で原発の稼働がゼロになることから「ゼロでも電気は足りてま~す。このまま廃炉にしましょうよ。再生エネルギーへチェンジしよう」などのコールを唱和しました。