日本共産党府議団(前窪義由紀団長、11人)は6日、オスプレイの滋賀県での日米軍事演習中止と、関西広域連合の米軍演習拡大を求める「要請」に抗議する声明を発表しました。
 同声明は、防衛省が同日、滋賀県饗庭野自衛隊演習場での日米軍事演習にオスプレイを導入することを正式に滋賀県、高島市に通告したことと、関西広域連合が8月29日、日米共同実動訓練の場所の選定にあたり「日米地位協定に規定されている演習場に限定せず、その他の演習場や空港なども含め、検討すること」を国に要請したことに抗議するもの。
 声明では、オスプレイは、先日アメリカネバダ州で墜落炎上事故を起こすなど墜落の危険が高い「欠陥機」と指摘し、「沖縄の負担軽減をいうのであれば、オスプレイの配備撤回こそ求めるべき」と強調。関西広域連合に対しては「要請」を撤回するよう求めています。