第11回伊勢田平和のつどい(実行委員会主催)が4日、宇治市伊勢田町の集会所で行われ、70人を超える人が参加しました。
 1部では、「憲法を守り、生かしたい」をテーマにした紙芝居「憲法のはじまり」や1947年に新憲法の制定を祝って作られた「平和踊り」の披露、兄を戦病死で亡くした伊勢田町在住の女性の戦争体験、参院選挙の結果を踏まえた憲法運動の状況と課題についてのミニ講演、フォークソングの演奏などが行われました。
 実行委員会の関係者が様々な表現方法で憲法を守り生かすことの大切さを共に考えようと企画したもの。
 参院選挙で多数の議席を確保した政権与党が、改憲への動きを加速させようとしており、それを許さないために草の根の運動で憲法を守り、生かす運動をしっかり取り組んで行こうと話し合いました。
 2部では、クロマチックハーモニカ世界大会のアンサンブル部門で1位獲得の実績を持つ、あらいなおこさんが井川由美子さんのアコーデオン伴奏にのせて、「トルコ行進曲」、「ラ・クンパルシータ」、「北の国から」などの曲を演奏。参加者もハーモニカに合わせて「夏の思い出」、「ふるさと」などを合唱しました。
 休憩時間には、地域の共同作業所「ぼうぜ」が作ったケーキが参加者に配られ、賞味しました。(佐藤佳久)