「新美」会員座談会 京都の美術団体「新美」の「反核・平和のための小品展」が7月31日から京都市上京区のギャラリーかもがわで開かれ、3日には特別企画として会員3人による座談会が行われました。同小品店は5日まで。
 3人は前委員長の松田高治さん(84)、森川修さん(64)、事務長の荒瀬隆造さん(54)。松田さんは生い立ちを話し、戦時中に風景のデッサンをしていたことを通行人から罵倒されて描けなくなったエピソードや戦後憲法の先駆性に感銘を受けた話を、森川さんは金子みすゞの詩を絵に描く苦労話を、荒瀬さんは物を見て「描くこと」で培われるものなどについてそれぞれ語りました。
 正午から午後5時まで。連絡先TEL075・432・3558(ギャラリーかもがわ)。