最低賃金引き上げ昼デモ 京都総評(吉岡徹議長)は7月26日、最低賃金の引き上げを求める昼デモと京都労働局への請願行動を行い、労働者ら約60人が参加しました。
 今年度の最低賃金額改定の審議会が始まっており、総評は7月22日に京都の審議会に意見書を提出しており、8月8日に開催される審議会で意見表明を予定しています。
 中京区の御射山公園から烏丸御池までのデモでは「ワーキングプアーをなくそう」「政府は中小企業支援策を強めよ」「最低賃金を1時間1000円に引き上げよう」などとシュプレヒコールしながら、市民にアピールしました。京都労働局では、○京都府の最低賃金(759円)を早期に時間額1000円に引き上げる○引き上げた場合の中小企業への支援策の適用と制度改善○審議内容の全面公開などを求める請願書、約5000通を提出しました。
 デモに先立つ集会で、梶川憲事務局長があいさつし、アベノミクスには労働者の賃上げは入っておらず、この間の労働者らのたたかいが社会的な認識を広げて来たと述べ「最低賃金を抜本的に引き上げさせるために必要な環境を政治の力でつくらせる運動を大きくしよう」と呼びかけました。
 京都総評青年部が6月に取り組んだ「最賃生活体験」の取り組みを報告しました。