倉林さんの母 参院選京都選挙区(改選2)で日本共産党の倉林明子さんが15年ぶりに議席獲得を果たしたことについて、福島県西会津町に住む倉林さんの母・三瓶さんべ末子さん(75)は22日、京都民報の電話インタビューに次のように語りました。

 あっこ(明子)から参院選に出ると聞いたときは、「精一杯やれ。悔いは残すでねぇ」と言っていました。しかし、まさか本当に勝つなんて考えてねぇもんで、驚いています。京都の皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
 今朝(22日)、新聞を見て知りました。接戦だったんですね。しかも選挙区では15年ぶりだったと聞きました。孫が小学生のころ、正月に遊びに来たとき、よく「西山とき子をよろしく」なんて親のマネしていました。西山登紀子さんの勝利(98年)以来ということで、私も大変うれしいです。
 4年前に亡くなった父ちゃん(猛さん)にも見せてやりたかったな。父ちゃんは貧乏な百姓の出身で町議をやり、農業のことなら誰にも負けなかった。あっこも百姓の苦労がわかる議員になれるはずだ。
 福島県民としては、安倍首相が事故のことを忘れ、外国に原発を売りさばくなんて考えられない。共産党が議席をのばして本当によかった。あっこも国会で6年間、がんばってほしい。