「ブラック企業」をなくそう 違法な長時間労働やサービス残業を強いる「ブラック企業」をなくそう―と呼びかける日本共産党の政策に、大きな反響が寄せられています。「ブラック企業」・雇用問題に苦しむ若者たちに話を聞きました。
 京都市下京区の四条木屋町交差点付近で、居酒屋の呼び込みバイトをしている男子学生(20代)は、「さっきも友達とブラック企業の話をしてました。『和民』と『モンテローザ』(白木屋など経営)だけはいったらあかんって話題になってます」と話します。いっしょにビラを配っていた学生も「大手チェーンの居酒屋店長は『管理職』にされて、残業代が出ずに長時間過密労働をさせられている。パワハラもひどくて、店長がボコ(殴られ)られてるの見ましたよ」と話します。
 「ブラック企業を根絶しよう」と訴える、日本共産党といっしょにかえるネットが13日に取り組んだ宣伝でも深刻な実態が出されました。
 「上司が後輩を辞めさせようと圧力をかけていた。休みもなく、パワハラがひどい。早く今の仕事辞めたいけど仕事が無い」(営業職の男性)、「月24日働いて、月給は14万。仕事もきつくて、体を壊すと思って辞めた」(福祉関係の仕事をしていた男性)と声が上がりました。
 かえるネットのメンバーらは「ブラック企業を公表して、パワハラや違法な働き方をやめさせよう」「選挙で『ブラック企業根絶』を訴える日本共産党を応援してほしい」と呼びかけていきました。