コドモデモ 反原発を訴えて乳幼児連れでできるデモ行進を――と取り組んでいる「コドモデモ」が7日、京都市内で行われました。昨年12月から実施されているもので3回目。大人50人、子ども20人が手書きのプラカードを手に行進しました。
 5歳と2歳の2児の母親・西郷南海子さん(25)が呼びかけたもの。原子力規制委員会が新規制基準を8日に施行することや、安倍首相の異常な“原発輸出セールス”を批判し、「あらためて『再稼働反対』『(世界中)どこにも原発はいらない。原発の輸出反対』とアピールしたい」と語りました。
 参加者は三条大橋から四条大橋まで行進。「原発いらない」「子どもを守ろう」とシュプレヒコールしました。
 2歳の子どもと参加した妊娠7カ月の山地みのりさん(32)は、「1回目から参加しています。東京から昨年引っ越してきたので、『子どもを守ろう』という思いの人とつながりたい」と話します。また2回目から参加しているという3歳の子どもを連れた小坂了子さん(46)は、「原発再稼働や弱者を見捨てる今の政治のやり方に怒りを感じている。声を上げて変えていきたい」と語りました。