志位和夫委員長街宣 「自共対決」の激しいたたかいとなっている参院選最初の日曜日となった7日、日本共産党の志位和夫委員長が京都入り。買い物客らで賑わう四条河原町で井上さとし比例候補、倉林明子京都選挙区候補とともに街頭演説し、詰め掛けた5200人の聴衆を前に「『自共対決』はいよいよ鮮明。比例躍進の大波を起こして井上さん含む5人全員と倉林さんの勝利を勝ち取らせてほしい」と訴えました。
 「都議選で始まった躍進の流れをさらに大きく花開かせたい」と切り出した志位氏は、「自共対決」がいよいよ鮮明になっているとして、自民党と正面から対決する抜本的対案である日本政治の4つの転換(チェンジ)─(1)国民の所得増やし景気回復(2)原発ゼロ(3)憲法守り生かす(4)アメリカ言いなりやめ、自主・独立・平和日本―を説明。安倍首相が「ねじれ解消」を最大の争点としていることについて、「『ねじれ』を言うなら、原発再稼働・輸出でも、憲法改定でも、消費税増税でも国民多数の声と自民党政治こそねじれている。日本共産党の躍進でこのねじれをただし、国民の声で動く新しい政治をつくろう」と呼びかけました。
 最後に志位氏は、「日本の政治は今、夜明け前です。日本の夜明けは京都から。比例躍進の大波を起こし、その大波で倉林さんを国会へ送ってほしい。京都で2つの勝利を」と力強く締めくくりました。
 井上候補は、「自民党はゼネコン業界に4億7000万円の献金を要求しました。みなさんの税金をつぎ込んだ公共事業の見返りに献金を要求する最悪の利権政治です。日本共産党の躍進で古い自民党の利権政治に審判をくだそう」と強調。倉林候補は、「消費税増税中止、TPP参加反対、原発ゼロ、憲法守れ、この願いを京都で託してもらえるのは私ただ1人。今度こそ定数2の京都選挙区で風穴を開けたい」と力を込めました。