日蓮聖人門下京都立正平和の会は11日午後2時から、京都市上京区の立本寺(七本松通仁和寺街道上ル)で、50年前に南ベトナムのアメリカかいらい政権の弾圧に抗議して焼身自殺した僧侶の50周年追悼供養と交流会を行います。
 この僧侶はチィック・クアン・ドック師。1963年6月11日、当時の南ベトナムで植民地政策を推し進めていた政権による反戦・平和を訴える仏教徒への弾圧に対し、自らの身を焼いて抗議しました。立正平和の会では、「1975年のサイゴン解放まで受け継がれた同師の精神を忘れず、半世紀を経た今、若者たちに厳粛な気持ちで引き継がねばならない」としています。
 交流会では、ベトナムからの留学生を囲んで座談会を行います。
 問い合わせ先は立正平和の会TEL075・752・7226(本光院内)。