伏見地区労、京都南法律事務所、伏見ふれあいユニオンや京都市職労伏見・醍醐地協の共催で2日午後1時から3時までの2時間、第12回「くらしの相談会」が同区の光啓寺本堂で開催されました。
 相談内容は法律、税金、雇用保険、労働条件、年金、国保、医療、介護、教育、住宅など多様で、相談員はそれぞれの専門家で弁護士、税理士、教員、各分野の現職者などプロフェッショナルが対応。前回は法律、年金、税金や相続他22件の相談がありましたが、今回は29件で法律、年金や健康相談などが多かったようです。また、今回はおいしい冷やし善哉がふるまわれ、通りがかりの人や相談に訪れた人たちなど約70人が舌鼓を打ち、会場は明るい雰囲気に包まれていました。 
 相談スタッフの1人で、訪問看護士の牧田留美子さんは「初めての経験でしたが、思ったよりたくさん健康相談がありました。でももっと目立つような宣伝・効果ある取り組みの工夫があればよかった」、市職労の間野幸一さんは「相談に訪れた人は『相談にいって良かったなぁ』と思ってもらったのでは。専門スタッフをもっと増やしたら」などと感想を述べていました。
 香川裕之地区労事務局長はまとめで「今回の相談会には相談員や要員などスタッフが16人も参加していただきご苦労様でした。今日の取り組みから教訓を引き出して今後に生かしていきたい。ぜひ次回13回を開催したい」と意気込みを語っていました。(仲野良典)