原発再稼働

倉林 即時ゼロ、廃炉迫る

西田・北神 再稼働を推進

福島原発事故は危機的事態

 安倍首相は「世界最高レベルの安全基準で、安全が確認された原発は、再稼働します」と再稼働・原発推進を宣言しましたが、福島第1原発事故の現状は、「収束」どころか増え続ける放射能汚染水が外部に流出するという危機的事態の真っただ中にあります。
 西田氏は、「原発再稼働は稼働せずよりもリスクが小さい」(ホームページ)として、「安全性の確認された原発の再稼働は必要」(同)と主張しています。
 北神氏は、福島原発事故前に菅政権の原子力推進政策を担った民主党の「原子力政策・立地政策プロジェクト・チーム」の役員を務めました。大飯原発再稼働をめぐっては、経産大臣政務官として枝野大臣(当時)に準備の前倒しを直談判し、「ようやく再稼働にたどり着いた」(「東洋経済オンライン」4月1日付)と内幕を明かしています。
 福島県出身の倉林候補は、4月に福島県南相馬市をボランティアで訪れ、仮設住宅を訪問。震災・原発事故から2年を経ても、いまだに生活再建の見通しが立たない状況に触れ、「故郷の福島県は原発ゼロの復興計画を県民総意で決めました。この福島の声を国会に届け、『原発はただちにゼロにし、廃炉に向かえ』と政府に迫りたい」と決意を語っています。(「週刊しんぶん京都民報」2013年5月26日付掲載)
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