府市政合同報告懇談会 7月の参院選挙に向けて、暮らしや地域経済、府民生活を守る運動を強化しようと自治体要求連絡会、日本共産党府議団(前窪義由紀団長、11人)、同党京都市議団(山中渡団長、15人)は26日、「府市政合同報告懇談会」を京都市中京区のハートピア京都で開催し、約70人が参加しました。
 倉林明子・参院京都選挙区候補(市議団幹事長)が、米軍「Xバンドレーダー」配備(京丹後市)の撤回を求めて行った政府交渉(2日)について報告し、「政府は、計画の詳細さえ明らかにしようとしない」と述べ、「参院選の争点にして、撤回を勝ち取っていこう」と訴えました。
 光永敦彦・府議団幹事長は府政について報告し、「政府の緊急経済対策の影響で資材や原油価格が高騰し、深刻な影響が出ている。府の公共事業を請け負った業者は赤字必至の状況だ」と指摘し、「各振興局交渉で、業者の営業を守るよう求めていきたいと述べました。
 山中団長は、公共料金値上げで15億円の負担増となった今年度京都市予算や、「京プラン」の問題点を報告し、「京プラン」を撤回させて、市民のくらしを守ろうと呼びかけました。
 参加者からは、「京都市水道料金値上げの10月実施中止やXバンドレーダー撤回を求める署名を大いに広げていく」(京都総評)、「父母と連携、交流しながら学校から体罰をなくしていきたい」(京教組)などの発言がありました。