帝国データバンク京都支店が5日発表した、3月度の府内企業倒産件数は33件(負債総額31億5800万円)で、件数が2カ月連続増加しています。
 前月から、倒産件数は3.1%(1件)増加、負債総額は68.0%(67億1900万円)減少しました。
 倒産の主要因は「景気変動」が27件で構成比は81.8%。資本金別では個人経営の倒産が36.4%(12件)。業種別では「その他」が8件で最多発、次いで「サービス」が7件で構成比21.2%でした。
 同支店は、中小企業金融円滑化法が3月末で期限切れしたことを受けての倒産急増はないとしながら、「3月の京都地区の倒産件数は増加しており、今後も前年を上回るペースが続くものとみられる」と指摘しています。