京都教職員組合、母親連絡会、新婦人京都府本部などの17団体でつくる「『日の丸・君が代』推しつけに反対する懇談会」は14日、卒業式や入学式への「日の丸・君が代」を押しつけに反対する申し入れを、京都市教育委員会に行いました。
 申し入れでは、「日の丸・君が代」は、戦前の日本の侵略戦争遂行の象徴であったことから、国民の間で賛否が分かれている重大な問題と指摘。また、公立学校が、「国歌」を歌うことや「国旗」を敬う行動を生徒や教師に強制することは、憲法に反する人権侵害と強調しています。その上で○子ども、保護者、教職員の「内心の自由」の保障○子どもを中心にした卒業式・入学式にするため、子ども、保護者、教職員の意見を最大限尊重―などを各校長へ指導するよう求めています。