綾部市の山崎善也市長と高倉武夫市議会議長は12日、北朝鮮が実施した3度目の核実験に対して連名で抗議声明を発表しました。
 声明は、日本をはじめ国際社会の再三の警告を無視して核実験を強行したことを「世界の平和を脅かす重大な問題であり、到底容認できない」と厳しく批判。同市が恒久平和と命や人権の尊厳をうたう「世界連邦都市宣言」を日本で初めて行い、その平和思想を市是として継承してきたことを紹介し、「世界の恒久平和に逆行し、市民の生命と財産を脅かす愚行であり、極めて強い怒りと遺憾の意を持って厳重に抗議する」と強調しています。
 そのうえで同国に対し、「国際協調を重視し、真摯かつ早期に問題解決に当たること」を求めています。