レッツダンス署名 風営法の「ダンス」規制の撤廃を求める「レッツダンス署名」が昨年10万人分を突破したことを受け、署名に協力した学生有志が26日、京都市中京区の三条大橋でダンスしながら署名を訴える宣伝を行いました。
 雪の降りしきる河川敷にDJやダンサーなどが集まり、DJの流す曲に合わせて思い思いに踊るパフォーマンスを披露しました。またキャンドルを「Lets DANCE」の文字に灯して、街灯に署名を訴えました。
 参加したDJの島本拓志さん(22)は、「クラブの中で何をやっているのか、まだ入ったことのない人に伝わっていないと思う。音楽にのって楽しんでいるだけだと、この『パフォーマンス』で伝えたい」と話していました。
 普段、クラブに通っているという女性(26)は、「なぜダンスして楽しむことが規制されるのかわからない。署名が10万人超えた勢いで、すぐさま法律を変えてほしい」とのべ、ストリートダンサーの女性(21)は、「クラブで遊んだことは少ないけど、『ダンス』が規制されるなんておかしい」と話していました。
 企画した京都工芸繊維大学3回生の福島駿さん(21)は、「自分が通っていたクラブも風営法の摘発でつぶれました。ただ踊って楽しんでいることが規制対象になるなんておかしい。法改正へさらに世論を盛り上げたい」と語っています。
 宣伝には日本共産党の穀田恵二衆院議員(代理秘書)が参加しました。
 署名は現在(28日)、11万人分が寄せられています。署名に取り組む「レッツダンス署名推進委員会」は28日開会した通常国会に提出する予定です。