4日公示され、16日投開票に向けて激しくたたかわれている総選挙。60年間続いた「自民党型政治」を断ち切り、本物の改革に踏み出し、「国民が主人公の新しい日本を」と訴える日本共産党に期待が高まっています。各界各層の声を紹介します。

議席倍増でTPP阻止

 私個人は、TPP参加が持ち上がったときから、一貫して反対してきた日本共産党に期待しています。共産党の議席倍増がTPP参加断念に追い込む一番の力になると思います。TPP反対を表明している党もあるようですが、色々な党が現れては消え、発言もころころと変わるので信用できません。
 何よりTPPの本質は、アメリカと大企業の利益を優先するものです。アメリカと大企業の2つにはっきりと物が言えるのは共産党だけです。結局、TPP参加阻止は共産党以外にはできないと思います。
 各市町村の農業委員会などの上部組織・京都府農業会議は昨年、TPP参加反対を求める要請を政府・国会に対して行っています。我々の総意はTPP反対です。
 福知山をはじめ中丹地域の農業は小規模農家で支えられています。TPP参加で壊滅的な打撃を受けるのは明らかです。農業委員会としては、たとえどんな政党であろうとTPP参加を決断することは認められないという立場です。(「週刊しんぶん京都民報」2012年12月9日付掲載)