4日公示され、16日投開票に向けて激しくたたかわれている総選挙。60年間続いた「自民党型政治」を断ち切り、本物の改革に踏み出し、「国民が主人公の新しい日本を」と訴える日本共産党に期待が高まっています。各界各層の声を紹介します。

増税中止法案に期待

 総選挙で、消費税増税反対、原発ゼロ、TPP参加反対の3つの問題で政党を選択したいと思っています。
 府内の168の生花店が加盟する京都府花はな商協同組合の理事長を務めています。不景気でどこも営業は厳しい。消費税が2倍になれば、消費は本当に冷え込み、商売は成り立たなくなります。増税の前にやるべきことがあるはずです。共産党は、政党助成金の廃止を言っていますが、その通りです。
 また、選挙後の国会で、増税中止法案を提出すると言っています。他党と連携してぜひ実らせてほしいですね。
 原発ゼロの実現も急務です。各政党が10年先や、20年先に原発をなくすなどとしていますが、共産党の「即時原発ゼロ」は大いに賛成です。
 TPPに加入すれば、農業、医療、経済はアメリカ言いなりで破壊されてしまいます。TPP参加反対の政党が国会の多数を占めてほしい。
 日本維新の会は、改憲、増税、原発推進と、どれを取っても自民党の亜流だと思います。さまざまな政党が出ていますが、どの政党が国民の立場に立っているのか、しっかり見極
めることが大事です。(「週刊しんぶん京都民報」2012年12月9日付掲載)