原発ゼロアピール 総理官邸前集会に呼応する綾部第3金曜日の集会とパレードが16日、綾部市内で行われ、40人が参加しました。
 集会でスピーチした斉藤信吾地労協副議長は、苛酷な原発労働者の実態を述べ原発ゼロと選挙で原発ノー審判をと訴えました。南相馬市から綾部に避難している井上美和子さんは、「若い人たちに“広島・長崎”に行こう。原発も原爆も同じ“核”と」訴え「寒いけど原発ゼロに向けがんばりましょう」と呼びかけました。大島町の稻次豊さんは医療関係の仕事がら事故が起きてからの被爆医療について語りながら「事故が起きてしまったが、いまからでも原発をなくそう」と呼びかけました。
 国会が解散されたこの日、参加者は「いよいよ選挙ね」「解散時に“万歳”は庶民感覚とずれてる」などの声も聞かれました。 
 集会後、市内をアピールしながらパレードをしました。一緒に参加した子どもたちもペンライトをかざして行進しました。(堀口達也)