演説会 日本共産党口丹地区委員会は26日、亀岡市のガレリア亀岡で演説会を行い、市民ら170人が参加しました。
 歯科医師の秋山和雄・府歯科保険医協会副理事長がTPP参加による医療分野への悪影響について、日本独自の皆保険制度や薬の安全基準がすべて障壁とみなされ、混合診療導入や薬価基準が上げられて患者負担が増えると指摘。アメリカでの現在の医療事情を紹介し「命の沙汰は金次第となる可能性が高い。政党では日本共産党だけがTPPに反対している。もっと反対する人を増やしてほしい」と呼びかけました。
 吉田幸一4区国政委員長が、消費税増税反対やTPP参加反対、原発ゼロの国民の願いと一致するのは日本共産党しかないと述べ、「アメリカや財界・大企業に堂々と物を言える政党が国会に必要です」と比例議席の倍増と4区での必勝を訴えました。
 比例代表近畿ブロックの堀内照文候補は消費税増税に頼らない財政再建について同党の提言を詳しく紹介。国民の所得を増やすことと税制の応能負担原則を実施すれば10年で40兆円の税収が生まれると述べ、その仕事を国会でやらせてほしいと語りました。また、領土問題について、尖閣列島と竹島が日本の領土であるという歴史的事実を述べ、道理に立った外交交渉で解決を図る政策を紹介。志位委員長が中国大使と会談し、マスコミや識者も注目していることも述べ、「国民の願いに応えられるのは、草の根で国民と結び付き、90年の歴史に裏打ちされた試され済みの日本京産党だけです。安心して選んでいただきたい」と力説しました。
 小林毅口丹地区委員長が、衆院選挙の目標として比例で650万票、現有9議席を倍加する方針を決めたことを紹介。衆院4区で7人以上が立候補する乱立する様相の中で、「原発ゼロ、消費税増税ノー、TPP参加反対を願う国民の声にこたえられるのは日本共産党だけ」と述べ、必勝を訴えました。
 並河あい子亀岡市議が議会報告を行い、退職教職員後援会がコーラスを披露しました。