年金者一揆 全日本年金者組合京都府本部は19日、京都市左京区の教育文化センターで7回目となる「京都年金者一揆」集会を行い、250人が参加しました。
 集会では、府本部の山崎彰委員長が「原発即時ゼロ、消費税増税実施の阻止、TPP反対など課題は多いが次の世代のために我々が頑張る時だ。仲間を増やし、幅広い高齢者とともに運動を進めよう」とあいさつ。来賓として京都高齢者運動連絡会、京都総評、京都社保協、日本共産党府委員会の代表が連帯の言葉を述べました。同連絡会の岡本康代表委員は「靖国に参拝するような連中に政治は任せられない。悪政をやめさせるため高齢者運動を前進させよう」と呼びかけました。同党の倉林明子京都市議が来年の参院選挙勝利に向けた決意を表明。「消費税増税の中止は国民の声。増税しなくても財政再建の展望はあります。衆院と参院の2選挙で自公民の悪政に審判を下そう」と訴えました。
 また、「国民の意思に反する政治を続けさせるわけにはいかない」として選挙で勝利し平和で安全な暮らしを築こうと呼びかけ、来年6月までに250人を増やし、5400人の組合員を実現しようとの集会宣言を拍手で確認しました。
 
 吉田靖書記長が同日、中京年金事務所と舞鶴年金事務所に、年金2.5%の引き下げをやめるなどを求めた請願署名を計3832人分を提出したことを報告しました。
 参加者は集会後、四条河原町までデモ行進を行い、手製のプラカードや横断幕を掲げ、「オスプレーは米へ帰れ」「最低保障年金制度を作ろう」「消費税増税の実施をやめろ」などとシュプレヒコールでアピールしました。