18回目の関電前 17回目となる大飯原発再稼働撤回を求める関電京都支店前行動が19日夕、行われ市民ら約200人が参加。「大飯をすぐ止めろ」「原発は全部廃炉」とアピールしました。
 行動では、冒頭、さまざまな市民運動に取り組む162団体、個人603人による大飯原発3・4号機の即時停止を求める声明文を読み上げました。
 震災直後に仙台市から京都に避難してきたという清水るかさんは、若い世代で原発のない未来をつくる運動に取り組みたいと友人2人とともにマイクで訴えました。清水さんは、「これだけ多くの国民が原発をなくしてほしいと訴えていて、自然エネルギーの可能性もあるのに、原発に固執する政府や電力会社の考えは理解できない。原発をやめて、グリーンエネルギーにシフトした社会をつくりたい」と話していました。
 一緒に参加した、福島の子どもたちを京都に招待する「ゴーゴーワクワクキャンプ」に取り組んでいる伊達一哉さん(25)は、「キャンプで、『放射能なんてなくしちゃってよ』とつぶやいた子どもがいました。子どもたちのためにも原発なくしたい」と語っていました。