日米両政府による米海兵隊輸送機MV22オスプレイの普天間基地(沖縄県宜野湾市)への配備強行に「オール沖縄」で反対する県民のたたかいに連帯して27日、京都の市民団体が街頭宣伝、デモ行進し、市民らに「危険な欠陥機はアメリカに帰れ」と訴えました。
 同日夕、三条河原町では、「平和憲法を守り自衛隊の海外派兵・有事体制に反対する京都共同センター」がオスプレイ配備反対を求める署名を呼びかけながら宣伝。小笠原伸児弁護士は、「日本政府はアメリカ言いなりに“安全宣言”を出したが、ベテラン操縦士でも事故を繰り返す危険な軍用機を、『世界一』危険な普天間基地に配備するなど絶対に許せない。配備の意図は侵略目的であり、日本防衛とも関係がない」と厳しく批判しました。買い物帰りに署名した女性(22)=伏見区=は、「何度も事故を起こしている危険なヘリを日本の空に飛ばすのはやめてほしい」と話していました。
 夜には、「守ろう憲法と平和きょうとネット」が9月例会として中京区内をデモ行進。「オスプレイ配備拒否」ののぼりを掲げながら四条通、河原町通を歩きました。