オスプレイ配備撤回へ 「平和憲法を守り、自衛隊の海外派兵・有事体制に反対する京都共同センター運営委員会」は3日、米海兵隊の垂直離陸機オスプレイ配備撤回を求める緊急学習集会を京都市中京区のラボール京都で開催しました。
 東京から駆けつけた日本共産党の井上哲士参院議員が講演。井上氏は、オスプレイの日本配備の目的について、「海兵隊が最も過酷な状況下でも交戦能力を有する」ことを目指し、航空法に違反する高度60メートル(住宅地以外では現行最低高度150㍍)での超低空訓練をすることなどを米国が掲げている(「オスプレイ配備への環境審査報告書」)と指摘。殴りこみ先兵としての実践訓練を日本でおこなうものだと批判しました。その上で、オスプレイ配備が強行された場合、沖縄県知事が県内の米軍基地の閉鎖もありうると表明していることをあげ、「日米安保条約そのものを問うたたかいを進めていこう」と呼びかけました。