関電支店前アピール 関西電力大飯原発3、4号機の再稼働撤回を求める行動が6日、京都市下京区の関西電力京都支店前で行われ、約300人が参加しました。毎週金曜日夜に開かれる首相官邸前や関電本社前の行動に呼応したもので、インターネットなどを通じて幅広い市民が参加しました。
 参加者は「再稼働反対」「再稼働撤回」と声をあげ、それぞれが手作りで作成した「原発いらない!」「原発やめて!」「NO NUKES」などのプラカードを掲げ、アピールしました。
 フェイスブックで情報を知って参加したという女性(62)=京都市中京区=は、「ずっとネット上で活動があることは知っていました。一度は行きたいと思い、初めて参加しました。福島の事故を見て、日本から原発をなくさないといけないと感じています。再稼働は絶対に許せない」と話しました。
 日本共産党のこくた恵二衆院議員(衆院比例代表近畿ブロック・京都1区予定候補)が参加し、福島原発事故を検証する国会事故調査委員会の報告書を手にしながら、「国会事故調査委員会の報告では、事故原因を『人災である』とし、再稼働の根拠が崩れていることがはっきりしました。こんな状況で再稼働はありえません。原発ノーの声を京都からつくりあげよう」と訴えました。