憲法9条京都の会は13日、国会請願行動をおこない、3万283人分の「9条署名」を提出しました。京都からの署名提出は前回から2年ぶり3回目。これまでの提出分25万人分と合わせるとのべ28万人分を超える署名を国会に届けています。署名は、紹介議員の社民党の服部良一・照屋寛徳両衆院議員と福島瑞穂参院議員(秘書代行)、日本共産党の穀田恵二衆院議員と井上哲士参院議員の5人に託しました。
 請願署名を渡した後に行った紹介議員との意見交換では、「今の政治構造が改憲を容易とするものになっており心してたたかう必要を感じている」(社民党)、「審査会の議論では、3・11など緊急事態対処を口実とした改憲がなんら説得力を持たないことが明らかになる一方、原発・消費税など終盤国会へむけての激しい動きに隠れて、周到に改憲への動きは組み立てられていっているので予断は許さない」(共産党)などの発言がありました。「一院制議連」の提出した『改憲案』は、議長は受け取らず議事運営委員会預けで事実上の棚上げ状態となっていることも紹介され、あらためて「9条の会」はじめ草の根からの『生かそう憲法、守ろう9条』の世論を大きく広げていくことの大切さを確認し合いました。懇談後は、京都地元選出の全議員への要請行動に取り組みました。