長岡第8・9小支部懇談会 日本共産党の経済「提言」を語る地域こんだん会が16日夜、長岡京市で開催され、55人が参加しました。日本共産党の長岡第八小支部・第九小支部の共催です。
 最初に参加者から質問や意見を募ると、「企業に勤めているが、一定の電力を超えると強制的に切ると関電から言われている」などの意見が寄せられました。石村かず子衆院京都3区予定候補が、関電との交渉で、「電力が足りないからではなく、原発がせっかくあるのだから動かして経済効果をあげたい」と言われた経験を紹介すると、驚きの声があがりました。
 「景気が悪化して税収が減るのに、なぜ政府は消費税増税するのか」「共産党は言ってることはもっともなのになぜ伸びないか」「なぜ新聞やテレビはみんな増税賛成なのか」「消費税の署名をしても今さら遅いと言われるが」など、つぎつぎと意見が出されました。
 石村候補は、戦後の政治の流れを年表で示しながら、「2大政党もたった10年で破たんした。権力側もがけっぷち。いかに国民が反対しようと今のうちにやってしまおうとしている。しかし、国民が今度ほど『えらぶ』選挙はない。財界いいなりを断ち切れる日本共産党を今度こそ選んでもらい、政治を変えましょう」と訴えました。
 さらに石村候補は、「3.11で日本は変わった。あきらめたら政府の思うつぼと、多くの人が思うようになった。今日乗ったタクシーでは、沖縄出身の運転手が『カメジローさん(瀬長亀次郎・沖縄人民党委員長=のちの日本共産党福委員長、2001年死去)の時から基地反対でがんばってきた。今やっとオール沖縄で基地反対の流れができた。あきらめたらできんかった』とうれしい激励をいただいた。86歳になる寺前いわおさんが『やり残したことがある。自分が議員だった時よりも悪くなっている。今やらずにどうする』と毎日のように動いてくれている。なんとしても、寺前さんのあとを継がせてください」と訴えました。
 若い参加者からは、「ぼくは誘ってもらって政治に関心を持てたけど、選挙行かない人も周りに多い。若い層にどうやって関心持ってもらうか?」「言われることの一つ一つはわかるが、全体像がイメージできるようにしてほしい」「1人2人通っても、政権をとらないといけないのでは?」などの質問が寄せられました。
 アンケート用紙の「共産党に入ってもよい」に○をつけた夫妻が、「この党なら間違いない」と翌日にそろって入党しました。(小原明大)