ストップ!消費税増税・中京の会 消費税増税反対の世論を広げようと、京都市中京区の業者や個人でつくる「ストップ!消費税増税・中京の会」は10日、同区のコープイン京都で増税反対の集会を開き、100人が集まりました。
 公益財団法人政治経済研究所主任研究員の合田寛さんが講演。消費税増税が「社会保障のため」とされていることについて、「実際は社会保障以外の財源に52%(7兆円)分もある」と指摘。また政府が増税により財政再建を達成するとしている点についても、「政府目標の達成のためには2025年に消費税を25%まで引き上げないとできない。社会保障と目的税にし、さらに財政再建と同時達成することは不可能」と述べました。
 さらに、消費税増税による負担は低所得者や中小業者に大きな負担増になるとのべ、「税は本来、応能負担が原則。消費税増税は道理がなく、廃案へ力を合わせよう」と呼びかけました。
 参加者らは集会後、京都市役所までデモ行進しました。