全医労原告訴え 全医労不利益雇い止め裁判でたたかう「京都の原告を支える会」のメンバーらは18日、京都市下京区の京都駅前で、最高裁に公正な審理を求める署名宣伝を府内で初めて行いました。京都総評などが取り組む、雇い止めや組合員差別などの労働争議宣伝行動の一環。
 同裁判は、04年に国立病院が独立行政法人に移行した際に、一方的に雇い止めや賃金切り下げされた労働者らが原告となってたたかっています。裁判は、昨年4月から最高裁で審理されています。
 同裁判原告の西川英治さんは、「私も一方的な首切りで賃金が引き下げられました。雇い止めや賃金切り下げで多くの労働者が苦しんでいます。労働者の権利を守るはずの厚生労働省がこんなことするのは許せません。ご支援をお願いします」と訴えました。同会のメンバーらは、街頭で「最高裁は公正な審理を」と署名を呼びかけました。
 この宣伝では、JALの不当解雇撤回裁判や社保庁職員の不当解雇撤回など、雇い止めや組合員差別撤回を求める街頭での訴えも行われました。