鴨川の桜満開 寒い冬の気候がつづいた京都の桜もようやく満開を迎えました。7、8の両日には花火客が京都桜名所に繰り出しそうです。写真は枝垂れ桜の並木が満開となった鴨川畔です。
 見どころは、鴨川に架かる七条大橋・正面橋・七条大橋・松原橋の約1キロメートルです。河川敷の遊歩道から堤防から垂れ下がる花を見上げるのも良し、堤防上の石畳の歩道の満開の花のトンネルも抜群です。五条大橋の少し北の河川敷遊歩道には広場があり、きれいなベンチが設置され、弁当を広げる花見客も見られます。堤の桜と太陽を浴びて、キラキラと流れる鴨川の川面にはシラサギやカモの群れが小魚を探している姿も岸辺の桜とともに風情があります。
 鴨川堤には枝垂れ桜、雪が積もったような真っ白な花のユキヤナギ(別名コゴメバナ)、オレンジ色に輝くレンギョウ(モクセイ科)や春風に揺らぐ新緑の葉のしだれ柳が彩ります。また川端通り側の山桜も満開を迎えています。桜でも紅手鞠(ベニテマリ)や普賢像(フゲンゾウ)などの品種はまだ蕾み固しです。
 地元の写真家は、「五条大橋を境にして開花時期がまったく違うんです。五条より北、三条大橋の間は毎年、あと5日ぐらいで満開ですよ」と本格的なカメラを構えながら説明します。(仲野良典)
 「見渡せば柳桜をこきまぜて 都ぞ春の錦なりける」(素性法師)