日本共産党八幡市議団は2月28日、八幡市3月議会(5日開会)に向けて、子どもの医療費を、9月から小学校卒業まで無料化(通院・月200円)する条例改正案を提出しました。
 同市では、昨年4月から子どもの医療費が小学校3年生まで無料化されました。2月の市長選で、日本共産党・市民の会が支持した長村善平さんは、段階的に小学校・中学校卒業まで無料化する公約を掲げました。ところが堀口市長陣営は、子どもの医療費無料化を選挙の争点にすることを回避し、「子育て医療の充実」を言うものの、その具体的な内容・時期などにはふれませんでした。
 日本共産党市議団は、9月から京都府が子育て支援医療制度を拡充するのに合わせ、公約実現の立場から、条例改正案を提出したもので、各会派にも賛同を呼びかけています。
 京都府は、現在、月3000円を超す通院医療費について助成していますが、9月から小学校卒業まで拡充します。八幡市が独自で小学校卒業まで無料化するのに年5000万円必要ですが、府の制度拡充により、市の負担は2600万円に軽減されます。(山本邦夫)