ママパパの会がれき問題講演会 原発・放射能汚染問題に取り組む「春を呼ぶフォーラム」と「放射能から子どもを守る京都 ママ・パパの会」は15日、京都市下京区のひとまち交流館で、ジャーナリストの青木泰氏を招いて放射能汚染された震災がれき処理問題についての講演会を開き、約50人が参加しました。
 青木氏は長年、ゴミ問題など環境問題に取り組み、東日本大震災後は、原発事故によって放射能汚染された震災がれき処理についての講演会を各地で開いています。
 講演では、政府が震災がれきを他府県で処理するよう求めていることの問題点を指摘。▽被ばくによる健康被害について、安全かどうかの「しきい値」はなく、微量であっても汚染されたがれきを拡散させるべきではない▽焼却する際に使用するバグフィルターで放射性物質を除去できるという実験結果は出ておらず、放射性物質が漏れるおそれがある▽現在の焼却施設・処分場では放射性物質の取り扱いを前提としたものではない-などを示し、「原発事故や放射能汚染の実態について国や環境省は事実を隠し、被害を小さく見せようとしている。放射性物質を拡散させず、空気・食品汚染を防ぐ対策をとらせるためにみなさんと頑張っていきたい」と訴えました。
 参加者から「低線量被ばくではどのような被害がでるのか」「京都でも放射能汚染されたがれきを持ち込ませない運動をしていきたい」などの質問や意見が出されました。
 参加した女性(30代)は、「放射能汚染の問題など知らないことが多くて、すごく勉強になりました。放射能による被害や汚染状況などについて、政府やマスコミの発表だけでなく、自分で情報を集め考えて行動していきたい」と語りました。