京都木津川マラソン大会 誰でも気軽に参加できるよう制限時間を設けず手作りの大会として知られる「京都木津川マラソン大会」(同実行委員会主催)が5日、京田辺市の草内公園一帯で行われ、全国から大会史上最高の5966人の市民ランナーが参加し、健脚を競いました。
 創設以来、戦争のない平和な社会、環境保全などを掲げてきました。今回は、東日本大震災、福島第1原発の事故をうけ、大会実行委員会は、12日に実施される福島県いわき市の「サンシャインシティーマラソン大会」の支援を決めました。
 開会式では、山村武正実行委員長が東日本大震災の義援金が60万円に達したことを報告し、「会場で集めた寄せ書きと一緒に、サンシャシンシティーマラソンに届けたい」と語りました。日本共産党のこくた恵二衆院議員は「国政では電力会社のやらせとか、防衛省の選挙干渉とかあるなかで、スポーツやマラソンはフェアが特徴。楽しく思い出深い一日になるよう祈念します」とあいさつしました。
 参加者は温かい日差しを浴びながら、フルマラソン(男・女一般)、ハーフマラソン(男・女一般)、5キロ(男子中学生・男・女一般・男子55歳以上)、3キロ(男女小学3年以下・男・女小学4年以上・男・女子中学生・ファミリー=小学生と保護者)の各種目で熱戦を繰り広げました。
 スタート地点では、こくた衆院議員らがランナーを激励しました。