京都市長選は5日投票を迎えます。「市政刷新の会」の新人・中村和雄候補(57)と現職の門川大作候補(61)=民主、自民、公明、みんな、社民府連推薦=の一騎打ち。市政の「刷新か継続か」を焦点に最終盤、「京都の新しいリーダーで変えよう」との声が急速に広がっています。京都経済の再生・市民の暮らし再建へ明確なビジョンを示し、消費税増税ストップ・脱原発を主張する中村候補に期待が高まり、「暮らし大変、原発こわい。その上消費税増税とんでもない。古い『相乗り』・なれあい政治はダメ。変えなアカン」と市民が動き始め、変化しています。

 私は京都党を支援していますが、中村和雄さんに市長になってほしいと思っています。
 今一番関心を持っているのは消費税増税問題。自営業をしているので、増税されたらたまりません。ただでさえ営業は苦しいのに、材料費や経費、利益からさらに5%も10%もとられたら商売になりません。増税後に元請け業者に商品を買い叩かれたれても文句も言えない。やっていけませんよ。
 京都党を支援しているのは、個人的なつながりと、「政治を変えてほしい」という思いからです。議席は増えましたが、今の京都党を見ていると現市長の議案にはほとんど賛成しているし、与党化が進んでいるんじゃないかと心配しています。
 消費税増税反対をアピールし、地域や中小業者などの思いをよく聞く人に市政を運営してほしい。今回は共産党の人だけじゃなく、幅広い人が応援されているようですし、ぜひ中村さんに市政を変えてほしいですね。(「週刊しんぶん京都民報」2012年2月5日付掲載)