中村和雄候補 京都市長選挙告示日の22日、中村和雄候補は伏見区内での第一声を醍醐総合庁舎前(外環)と東大手筋(京阪伏見桃山駅)で大勢の聴衆を前に訴えました。東大手筋(写真)の街頭演説には300人近い人が中村さんの演説に聴き入り、大きな拍手と歓声で激励しました。
 街頭演説前には多くの支持者がたくさんのプラスターを並べチラシなどを配布。女性有志による南京玉すだれが演じられ、よく響く声で「市政刷新で教育格差をなくそうよ」などと楽しく呼びかけながら玉すだれをさばきました。
 相手候補の宣伝カーと鉢合わせし、沿道の人たちが「市長は中村さん」と自然に大合唱が起き、相手候補はボリュームいっぱいにして「共産党に市政は任せられない」などと反共攻撃を繰り返しながら逃げるように走り去りました。
 中村候補が大きな拍手と歓声に包まれて到着。民主市政の会の久米弘子代表が「中村さんとは同じ法律事務所です。弱い者の立場、働く人の立場に立って闘ってきた信頼あつい弁護士で、多くの弁護士仲間からも信頼が寄せられ、支持も広がっています」と述べました。市民ウォッチャーで現市長の不正をただし最高裁判決で7000万円もの不正支出を認めさせたことを紹介し、「中村市長を実現して、公金を不正に使うのでなく、ほんとに学校や社会福祉のために使う市政に刷新して行きましょう」と訴えました。また、オール与党による消費税増税を厳しく批判すると、沿道から「そうだ!」の声も。「前回951票差で惜敗し、今度はそんことさせない。一人が一人に訴えて大きく支持を広めてください」と訴えました。
 中村候補はマイクを握り、福島の子ども達が放射能汚染に日々怯えている実態を述べ福井原発で京都や琵琶湖を汚染させてはならないと脱原発を訴えました。さらに公共事業を現市長は大半を大坂や東京の業者にさせていたが、私は京都市内に本社がある企業や区内の業者に発注し京都経済の循環、底上げをはかる経済づくりや、公契約条例で最賃保障、子ども・教育政策など、市民の立場でしかも実行可能な現実的な政策を力いっぱい訴え、大きな共感の拍手が起こりました。演説直後に沿道の女性から花束が贈られ、沿道の聴衆と握手を交わし支持を訴えました。道行く大勢の人たちからも「頑張ってや」と声がかけられました。(仲野良典)