京都市長選(22日告示、2月5日投票)まで残り19日となった18日、「市政刷新の会」は府立体育館(京都市北区)で市長選勝利に向けて市民集会を開き、9000人が参加。分野・地域の代表が市政への要求を持ち寄り、「力合わせて今度こそ勝利しよう」と中村和雄候補とともに決意を固め合いました。
 「市政刷新の会」代表の出口治男弁護士が「今、中村さんが掲げる政策に多くの市民から期待と共感が寄せられ、相手陣営は焦りを感じています。善戦はいりません。今度こそ勝利し、京都市政を刷新しましょう」とあいさつ。
 大きな拍手に包まれて会場席から登壇した中村候補は、町工場の経営者や派遣で働く青年、独居の高齢者など市内各地で聞き取った実情、市政への要求を紹介するとともに公契約条例、区民協議会設置などの市政刷新プログラムの内容を説明し、「今、全国からも市政刷新を願うメッセージが連日寄せられています。消費税増税、TPP参加にきっぱり反対し、すべての原発廃止を国・電力会社に求める脱原発市政を実行します。循環、底上げ、参加の新しい京都市政の形を全国に発信したい」と力を込めて訴えました。
 日本共産党の市田忠義書記局長は、「国政、京都市政の行き詰まりは明白。中村市長実現で庶民いじめの消費税大増税ストップ、原発ゼロの声をこの京都から全国に発信しよう。日本の夜明けは京都から」と呼びかけました。フリーライターの守田敏也氏が「京都から脱原発市政を実現して、日本を変えよう」とエールを送りました。
 集会では、青年、女性、労働者、中小業者など各分野の代表や11行政区の市民らが要求を持ち寄り、替え歌やダンス、着ぐるみなど創意工夫を凝らして元気にアピールしました。