格差教育変えよう 来年1月22日告示の京都市長選挙に向けて、中村和雄候補とともに京都市の格差教育を変えようと呼びかける「つどい」(実行委員会主催)が23日、中京区の京都アスニーで開かれ、170人が参加しました。
 中村氏は、京都市の教育行政について「東山区の小中一貫校・開睛館など一部の学校には特別に予算をつけ、豪華な校舎建設を行い、教員も加配している。その一方で、山科区や伏見区の学校は、老朽校舎やマンモス校が放置されている」と指摘し、「格差教育の是正は絶対必要」と訴えました。
 その上で、教育条件の改善について「年間16億円の経費がかかる焼却灰溶融炉の稼動中止などムダ遣いをやめて、小・中学校の30人学級実現、中学校給食の完全実施をおこないたい。すべての子どもたちが平等に成長できる教育環境をつくろう」と呼びかけました。
 小・中学校の教諭や小学2年生の子どもを持つ母親らが発言し、「先生の人数が足りない。一刻も早く改善を」「学校施設の改修を」「30人学級の実現を」と訴えました。
 集会参加者は、「市長選挙告示まで1カ月。市民の良識を結集し市政を変え、すべての子どもにゆきとどいた教育を」と訴える「アピール」を採択しました。