東北支援物産展 伏見地区労、京都南法律事務所、伏見ふれあいユニオンと京都市職労伏見・醍醐地協などの共催で18日、「第11回くらし相談会」&「東北支援物産展」が、西大手筋納屋町商店街の光啓寺の本堂と門前で開催されました。
 恒例になった「くらし相談会」は賃金・労働時間・雇い止め・雇用保険など労働問題、年金保険料・支給期間・支給額など年金問題、介護保険・医療保険、税金、生活保護、教育・保育・子育てに関する問題、健康上の悩み(血圧測定など健康チェックも含む)、様々な法律に関する事など各分野での相談が行われました。相談員は市職員、弁護士、看護師、税理士、教員、保育士など各分野のベテランの専門家の相談員が対応しました。相談に訪れた21人から丁寧に聞き取り、わかりやすく具体的にアドバイスしていました。健康不安や固定資産税・相続に関する問題、疾病手当や失業保険に関する相談などが多かったようです。
 大震災に遭った東北支援の特売も企画され、東北現地の物産を直接仕入れて販売するコーナーは大にぎわいでした。前日に宮城県気仙沼から特送された海産物・加工水産物の真いか塩辛・さば味噌煮・ブリやサンマの生姜煮、福島県からは各種濃縮スープに喜方生ラーメン、岩手県釜石からの花林糖・黒糖・味噌パンなどの特産品がならんだ店舗には、100人以上の来客で飛ぶように売れ、8万円の売り上げで完売。地域の東北支援・復興に関心がまだまだ高いことを示していました。
 今回の取り組みでは、相談員依頼やチラシづくりと東北物産展での現地との連絡、会場の手配からチラシやポスター作製、新聞折り込みなど事前の準備と当日の会場作り、ハンドマイクやチラシでの呼びかけなど大変でしたが、地区労役員あげての取り組みで盛り上がりました。
 地区労の香川裕一事務局長は「寒い中、相談員を引き受けてくれた仲間、地区労役員のみなさんが協力して頑張ってもらって成功しました。ほんとにやって良かったと思います」と笑顔で語っていました。(仲野良典)