来年1月22日告示の京都市長選挙に向けて、立候補表明している中村和雄氏を押す「市政刷新の会」の代表・出口治男氏が14日、中村市長実現へ「物心両面の支援を訴える」アピールを発表しました。以下、全文を紹介します。


全国のみなさんへ訴えます。

2011年12月14日
市政刷新の会・代表 出口治男

京都を変える あなたの願いを市政刷新

はじめよう 京都から新しい日本

全国のみなさん。
 1月22日告示、2月5日投票の京都市長選挙が目前にせまっています。
前回の市長選挙で951票差の大接戦となった中村和雄弁護士はすでに7月に出馬表明。以来半年余、「はじめよう 京都から新しい日本」「循環・底上げ・参加」をキーワードに市政刷新、行き詰まりの打破、再生を訴え、幅広い共感をひろげてきています。「公契約条例」「区民協議会」「脱原発」をはじめ、中村候補がうちだした「市政刷新プログラム」で示されている政策も大きな反響をよんでいます。
 京都は100万都市として唯一直近60キロに若狭原発群が存在しており、市民の間に大きな不安と怒りが広がっています。「1200年の古都・日本の顔京都を放射能に汚染させてはならない」「放射能から子どもを守ろう」「原発の再稼働を許してはならない」の共同も大きく広がっています。
 「公契約条例」は現在、千葉県野田市、川崎市などで実現しています。中村候補が今回提案している「雇用と賃金の確保」「地域の仕事は地域へ」を柱とする条例案は、地域循環経済確立の「要」となっており、京都でも期待が膨らんでいます。
 「今度こそ勝ちたい」「勝ち抜く」選挙にしようと大きなうねりがおこってきています。すでに、全国のみなさんからの大きな激励と支援をいただいているところですが、告示まで38日、投票日まで52日、まさに勝利の流れをつくれるかどうかの大きな山場をむかえており、あらためて全国のみなさんの「中村市長実現」への物心両面の大きなご支援を心からお願いするものです。
全国のみなさん。
現職が12月10日正式出馬表明をおこない、前回代表が立候補した地域政党「京都党」は出馬断念を表明しました。
 選挙戦の対決軸は明瞭です。市民の暮らしと京都経済の落ち込みをすすめてきた、これまでの市政の継続をねらう「現職・相乗り与党」か、市政刷新、行き詰まりを打開して、希望ある京都をつくる「中村候補と市民」の対決です。
中村候補の市民一人一人を大切にする「やさしさ」、いかなる不正や不公正をも許さない「勇気」、新しい市政をすすめ、政策を実行する「強さ」は、福祉・教育・文化を切り捨て、一部企業の利益に奉仕し、京都経済をおちこませ、不正にまみれた現職候補との対比でも大変きわだっています。
 京都市長選挙での中村候補の勝利は、京都市民にとって大きな意義をもつことはもちろん、今日の国、地方を通じての閉塞感を打ち破り、日本の政治に大きなインパクトをあたえるとともに、「政治をかえてほしい」「暮らしをなんとかよくしてほしい」と願う多くの国民のみなさんに大きな希望と展望をあたえるものになるでしょう。「はじめよう 京都から新しい日本」の声をおよせください。
 全国のみなさん。
京都市長選挙は、何度も大接戦・大善戦のたたかいを展開してきました。
 京都でたたかう私たちは、前回「善戦はもういらない、勝利あるのみ」を合言葉にたたかい抜きました。あの決意をさらに強め、今回、今度こそ「勝ち抜く」市長選挙にしようと決意を固めています。
 「天の時は地の利に如かず。地の利は人の和に如かず」と言います。さまざまな人との共同と連帯を広げ、なんとしても中村市長実現へ奮闘します。
全国のみなさんに訴えます。「京都から新しい政治を」「中村市長を実現しよう」の声をひろげて下さい。京都での支援の行動、京都の知人、友人のみなさんへの訴え、カンパなど、ご支援をかねてお願いいたします。

  • 支援・連絡先。
      京都市政を刷新する会事務所。〒604-8333  TEL075・366・3010。
    京都市中京区堀川通三条下ル西側 下八文字町692 長栄ビル1階。
  • カンパなど振り込み口座
      ご支援、募金の連絡先は「市政刷新の会」公式ホームページをご覧ください。