清水ただし候補 日本共産党乙訓地区委員会は9日、長岡京市内で清水ただし衆院比例代表近畿ブロック候補を招いての時局講演会を行い、230人が集まりました。
 清水氏は、かつて松竹芸能に所属し漫才師を目指していたと自己紹介。阪神淡路大震災のボランティア活動を通じて日本共産党に入党し、大阪市議になり、国政に挑戦するまでの経緯をユーモアを交えて語りました。
 清水氏は国政問題について原発問題を語り、日本の原発推進政策は電力会社、メーカー、政治家、官僚、マスコミなどが一体となり、アメリカに押し付けられて進められたものと指摘。「アメリカは日米同盟をなくすと濃縮ウランを売らん!と言っている。大企業中心、アメリカ一辺倒の政治を批判してきた日本共産党がのびれば原発をとめる政治が実現できる」と訴えました。
 また焦点となっているTPPについては、○関税ゼロで農漁業が壊滅する○食料自給率が39%から13%に落ちる○国民皆保険制度が崩される○外国の低賃金労働者と日本の労働者が賃金競争させられる○地元の公共発注も外資企業に奪われる―などの問題点を指摘。「参加させないために全力を尽くそう」と呼びかけました。
 石村和子衆院3区国政委員長は、福島県へのボランティアに参加したことや、京都市内へ避難している被災者への支援活動を紹介。「2人、3人でも集まってひどい政治について語り合い、学び、声を上げることが大事なときです。日本共産党と語る集いを一緒に広げましょう」と呼びかけました。