京都市職労大会 京都市職員労働組合(小林竜雄委員長)は29日、第107回定期大会を京都市中京区で開き、来年2月の市長選挙に出馬を表明している弁護士・中村和雄氏の推薦決定とともに、○脱原発、住民本位の震災復興実現○市長選挙勝利で市民の暮らしを守るーなどをスローガンにした2012年度運動方針を採択しました。
 小林委員長はあいさつで、来年度からの市の主要事業計画案「京プラン実施計画(骨子)」についてふれ、「社会福祉予算や職員の削減など新たな市民負担増を盛り込んだもので、私たちが掲げる『カウンターを越えて住民の暮らしに寄り添う』運動の強化が一層求められている。貧困と格差を失くすため中村市長を必ず実現しよう」と呼びかけました。
 採択された運動方針では、▽公契約条例実現で暮らしと雇用を守る▽自治体「構造改革」とたたかい、暮らしと地方自治擁護、住民要求実現▽憲法・教育基本法・平和・民主主義を守るーなどを掲げています。
 来賓として中村和雄氏があいさつし、「脱原発宣言」、「公契約条例制定で地域雇用を守る」、「区民協議会の設置による住民参加」を争点にすると表明し、「一緒に市政刷新を実現しよう」と呼びかけました。
 このほか、池田豊・京都自治労連委員長、松田國広・市労連委員長、梶川憲京都総評事務局長、山中渡・日本共産党京都市会議員団長があいさつしました。