“若狭湾原発群のリスクは少ない”“琵琶湖の放射性物質は薄まる”などとする京都市防災対策総点検委員会の「中間報告」の元となったのは、市防災会議会長の門川市長が選んだ2人の「特別委員」の意見でした。“リスク少ない”論の関西電力丸抱え会社「所長」の三島嘉一郎氏は、関電の副社長が会長を務める関西原子力懇談会(関原懇、大阪市西区)の広報誌で関電の「原発安全」宣伝を代弁。“放射性物質薄まる”論の古賀妙子氏は、関電が賛助会員になっているNPO法人に所属し、同法人代表らは「胎児は、低線量の被ばくにはびくともしない」などと主張しています。(詳しくは「週刊しんぶん京都民報」2011年10月2日付に掲載)