関電本社包囲近畿総行動 全労連加盟の近畿2府4県の労働組合は9日、関西電力本社(大阪市北区)前で「すべての福井原発の廃炉を」を求めるパレードを行いました。300人以上が参加しました。
 パレードに参加した調理師の男性(30)は「放射能は目に見えず、被害の範囲も広く、処理する技術も未確立です。そういった危険や問題があるなか、全国に原発が54基もあり電力会社には怒りを覚えます」と話していました。
 パレードに先立って行われた決起集会では近畿の各労連の代表者らがあいさつし、京都総評の岩橋祐治議長は「原発とは共存できない。原発ゼロの1点で共同を広げましょう」と呼びかけました。
 またパレード終了後には関電本店に若狭原発群の廃炉を求める要請を行い、福井県の原発を無くすように求める署名12400人分を提出しました。